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FunNow、全額出資による買収で東南アジア市場での地位を確立 AI検索機能で新たなビジネスチャンスを迎える

曙客股份有限公司(台灣)

#funnow #旅行業界スタートアップ企業 #スタートアップ企業投資


2015年創業の即時予約プラットフォーム「FunNow」は、約10年の歳月をかけて台湾のスタートアップから地域型企業へと進化しました。現在、海外市場の売上が全体の半分を超え、シンガポール、マレーシア、香港などに拠点を持ち、月間アクティブユーザー数は15万人を突破しています。また、2025年には四半期の損益分岐点を達成する可能性があり、そのビジネスモデルが規模の経済を生む潜在力を持つことを示しています。


FunNowが東南アジア市場で成功を収めた秘訣は、「全額出資による買収」によって、現地で市場シェア30%以上を占める上位3位以内の企業を手中に収めたことです。同社のブランドには、タイのレストラン割引予約プラットフォーム「Eatigo」、マレーシアのレストラン予約システム「TABLEAPP」、台湾の親子体験プラットフォーム「Niceday」などが含まれ、多ブランドのグループを形成しています。CEOの陳庭寬氏は、ジョイントベンチャー(JV)モデルは双方の利益相違により混乱を招きやすい一方、全額出資による買収はコントロールを集中させ、戦略の一貫性を維持できると強調しています。


2025年を見据え、FunNowは東南アジア市場でのシェア拡大を図るとともに、新たな資金調達を行い事業を拡大する予定です。製品面では、消費者の行動が「リスト検索」から「地図検索」、さらには「対話型AIによる店舗推薦」へと移行するトレンドに対応するため、AI機能の開発を積極的に進めています。将来的には、ChatGPTのようなインテリジェントな検索機能を提供し、ユーザーが対話型インターフェースで条件を入力するだけで、精度の高いレストランやエンターテイメント施設の予約オプションを提案できるサービスを実現します。FunNowは、消費行動の変革を捉え、次世代の顧客体験を提供することを目指しています。



引用元:FUNNOW

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