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KKday、資金調達と成長戦略を発表―日本市場とAI活用に注力

酷遊天股份有限公司(台湾)

#KKday #旅行業界スタートアップ企業 #スタートアップ企業投資


KKdayは最新の資金調達を完了したことを発表しました。12月5日に約7,000万米ドルを調達し、これまでの総調達額は1億米ドルを超え、累計で約2億米ドルに達しました。今回の資金調達には、Cool Japan Fund、国発基金、ZUU & De Capital Fund、彰銀創投、達盈管理顧問などの投資家が参加しています。


KKdayは、この資金をアジア太平洋地域での戦略的買収や、旅行テクノロジー業界での成長に活用します。また、IPO(新規株式公開)については「準備中だが、具体的な時期は未定」とし,「重要なのは上場ではなく、持続的な成長と革新を続けることだ」と述べています。


KKdayは2014年に設立され、台湾、香港、日本、韓国、シンガポール、タイ、ベトナム、オーストラリアなどに11の拠点を展開しています。今年8月には月次業績(GMV)が新記録を達成し、KKdayが開発した旅行業界専用の予約システム「rezio」と「KKdayモール」のパフォーマンスも向上しました。「rezio」は4年間で5,000以上の供給業者を抱え、旅行商品は30,000種類を超えています。さらに、「KKdayモール」は2021年末にスタートし、現在では3,000以上の供給業者が参加し、13,000点以上の旅行商品を提供しています。


日本市場の需要に対応するため、KKdayは「全方位日本通」計画を進め、日本の宿泊予約プラットフォーム「じゃらん」と提携し、約10,000軒の宿泊施設を追加しました。また、「食べログ」と提携し、42,000軒以上の飲食店を追加しました。これにより、日本旅行のプラットフォームとしての地位を確立し、アジアの旅行者にとって最適な旅行サイトを目指しています。


KKdayは、AI技術を活用した成長戦略を掲げ、2025年に向けて4つの運営方針を発表しています。これには、戦略的提携、アジア太平洋地域の優秀な人材採用、AI技術の活用、ブランド再構築が含まれます。現在、KKdayは専任の「AI旅行テクノロジーチーム」を設立し、旅行者向けのコンテンツ生成、検索の最適化、カスタマーサポートの自動化を進めています。今後は、個別化された推薦モデルやリアルタイム行程調整機能を強化し、旅行者のニーズに即座に対応できるシステムを構築します。


KKdayは、引き続きアジア太平洋地域での優秀な人材採用を進め、ソフトウェア開発チームを拡大していく予定です。


引用元 25数位時代

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