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KKday創業10周年、約100億円の資金調達完了 日本市場強化と観光業のデジタル化促進で新たなステージへ

酷遊天股份有限公司(台湾)


アジア最大規模のフリープラン旅行予約プラットフォームである「KKday」は、創立10周年を迎え、約7,000万米ドル(約100億円)の新たな資金調達を無事に完了しました。今回の投資家には、日本の「クールジャパン機構(Cool Japan Fund)」、台湾の「国家発展基金」、ZUU & De Capital Fund、彰銀創投、達盈管理顧問などが名を連ねており、KKdayのグローバル成長戦略に重要な推進力を提供しています。


2023年に各国の国境が再開され、特に日本への旅行需要が急増する中、KKdayは2024年8月に月間GMV(取引総額)が過去最高を記録しました。さらに、顧客獲得コストを厳格に管理し、日本最大の宿泊予約プラットフォーム「じゃらん」や人気のレストラン予約・評価サイト「食べログ」と提携。KKdayユーザーは、同一プラットフォームで日本国内の約1万軒の宿泊施設と4万2千軒以上のレストランを予約でき、日本を訪れる旅行者は宿泊、食事、体験を一括で計画し、スムーズな旅行を楽しめるようになりました。


今回調達した資金は、KKdayのアジア太平洋地域でのM&A拡大、優れた人材の採用、AI技術の研究開発と応用の深化に活用されます。KKdayは専任のAIチームを設立し、検索最適化、カスタマーサポートの自動化、コンテンツ生成などの分野に注力しています。今後は、さらに個別化された旅行プランの推薦モデルや、リアルタイムで行程調整ができる機能の開発を進め、旅行者の多様なニーズに対応し、プランニングの効率化を図ります。


また、KKdayが独自に開発した旅行業者向け予約管理システム「rezio」は、世界中の5,000以上の業者に導入され、3万点以上の商品が取り扱われています。日本では、1,000以上の観光業者が「rezio」を導入しており、日光東照宮や富士山登山システムなど、世界的な観光地の運営効率と旅行者体験が大幅に向上しています。さらに、KKdayは、Viator(アメリカ)、GetYourGuide(ドイツ)、Traveloka(インドネシア)、Agoda(シンガポール)、Google Things to Do(アメリカ)などの国際的なプラットフォームとも提携し、商品数を35万点以上に拡大。多言語サービスを提供することで、国際的なビジネスチャンスを拡大しています。


これらの取り組みを通じて、KKdayは引き続きアジアを中心に観光業のデジタル化を推進し、日本の観光体験価値を高めるとともに、グローバルな旅行テクノロジーのリーダーブランドを目指しています。また、世界中の旅行者に、より自由で便利、かつパーソナライズされた旅行体験を提供することを目指しています。




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