スマートシティーサミット&エキスポ-SCSE 2025 『AI × ロボットテーマゾーン』を導入、ロボット技術の進歩と応用を展示
- 宣子 中島
- 3月19日
- 読了時間: 2分
女媧機器人股份有限公司
アジア最大規模の「スマートシティーサミット&エキスポ-SCSE 2025」が、3月18日から21日まで台北南港展示館 2館で開催されます。台湾智慧自動化與機器人協会(台湾スマートオートメーション・ロボティクス協会、以下TAIROA)は、今年初めて団体で参加し、「AI×ロボットテーマゾーン」(ブース番号Q1028)で「服務型機器人聯盟(サービスロボット連盟)」のメンバーとともに最新の技術を紹介します。このゾーンでは、AIやIoT(モノのインターネット)技術がロボットの応用にどのように革新をもたらしているかを紹介し、スマートシティの発展を後押しします。
2018年にサービスロボット連盟が設立されて以来、TAIROAはロボット製品の競争力を高めるため、高付加価値化と市場化を進めてきました。現在、協会には106社の会員企業があり、ロボット技術の幅広い活用とサービスの向上を積極的に推進しています。今回の展示会は、台湾のAIロボット技術を国際的に紹介する重要な機会となります。
展示会の見どころとしては、博鈞科技の多機能AIロボットとそのロボットクラウドプラットフォームの統合システム、女媧創造が発表する生成AI技術『NUWA GenAI』と新しい配膳ロボット『Collibot(コリボット)』、また、微星科技が開発した機械アームを搭載したロボットや、高度な昇降機能を持つ自律型移動ロボット『AMR』などがあります。これらの製品は、産業自動化の推進に貢献する優れた解決策を紹介します。
さらに、郁創科技のAIアシスタント『Vivian』やロボット智動のAI・IoT技術を活用した都市生活向上の取り組み、また、翱翔智慧のIoT、大データ、AIを駆使したスマートエレベーター『LiFTMiND』なども展示され、都市移動の効率化と安全性向上を目指す新たな方法が提案されます。
ロボットに優しい環境づくりを進めるため、TAIROAは3月18日に「2025移動ロボット国際フォーラム」を開催し、日本、シンガポール、台湾からの専門家を招いて、各国の政策や実際の取り組みを共有します。このイベントへの申し込みは3月15日まで可能で、台湾のサービスロボットに優しい環境の発展に向けた重要な一歩となります。
Comments