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新作タイトルが追い風に!宇峻奧汀と弘煜科技が逆境下で急伸、ゲーム株に注目

  • 執筆者の写真: 宣子 中島
    宣子 中島
  • 4 日前
  • 読了時間: 2分

NADA HOLDINGS

#智宝国際 #知的財産権 #スタートアップ企業投資


市場全体が不安定な中、ゲーム関連株が堅調な動きを見せています。台湾のオンラインゲームの実力派企業である宇峻奧汀科技股份有限公司(Yujun Aoting Technology Co., Ltd.、以下宇峻奧汀)とファンタジー系RPG(ロールプレイングゲーム)で知られるゲームメーカーの弘煜科技股份有限公司(FungYuh Technology Co., Ltd.、以下弘煜科技)は、新作タイトルへの期待感から株価が上昇。宇峻奧汀はストップ高となり、弘煜科技も一時8%近い上昇を記録しました。


宇峻奧汀は2025年の智寶國際との提携により、日本の大手ゲーム会社「SQUARE ENIX」が手がける『ファイナルファンタジー XIV』の香港・マカオ・台湾・シンガポール・マレーシア地域での代理権を取得。今年第4四半期には繁体字版を月額課金モデルでリリース予定です。仮に10万人のユーザーが毎月450台湾ドルを支払えば、月間売上は4,500万台湾ドルに達する可能性があります。さらに、宇峻は第2~第4四半期にかけて、自社開発タイトル『神州M』や、代理タイトル『東方幻想ECLIPSE』、戦術シミュレーション系の新作、協業タイトル『諸國爭霸』など複数の作品を展開予定で、事業成長への期待が高まっています。


弘煜科技は、安定した業績に支えられた株価上昇が注目されました。2024年は売上・利益ともに過去最高を記録し、1株あたり純利益は3.53台湾ドル。さらに、現金配当1台湾ドルと株式配当2台湾ドルを発表し、合計で3台湾ドルの配当となりました。今年最初の2か月の売上は9,000万台湾ドルで、前年同期比14.45%増となっています。新作『風色幻想NeXus』は、「智冠科技」の子会社である「遊戲新幹線」が代理を務め、4月下旬には正式発表イベントが予定されています。第2四半期の収益への貢献が期待されています。


IP代理や発行ネットワークの拡大に力を入れている智冠科技や智宝国際の動きを背景に、宇峻奧汀や弘煜科技などのパートナー企業は、そのコンテンツ力と商業的な可能性を示しており、不安定な市場環境の中でゲーム株は特に注目される分野となりそうです。

 
 
 

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